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石坂産業では、生物多様性への取り組みを行っています。
生物多様性とは生きものたちの豊かな個性とつながりのことを表します。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中でさまざまな環境に適応して進化し、3000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。これらの生命は一つひとつに個性があり、すべて直接に、間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。
3つのレベルの多様性のうちの一つ目は『生態系の多様性』です。森林、里地里山、河川、湿原、干潟、サンゴ礁などいろいろなタイプの自然があります。例えば、北海道の釧路湿原や石垣島のサンゴ礁。二つ目の『種の多様性』とは動植物から細菌などの微生物にいたるまで、いろいろな生きものがいます。例えばミツバチの受粉やパラオのアオウミガメとギンガメアジ。
三つ目の『遺伝子の多様性』とは同じ種でも異なる遺伝子を持つことにより、形や模様、生態などに多様な個性があります。主にアサリやナミテントウがいます。
私たちの生活の中で当たり前と思っていることの多くが、生物多様性のたくさんの恵み(生態系サービス)の上に成り立っています。すべての生命の存立基盤。『酸素の供給』『気温・温度の調節』『水や栄養塩の循環』『豊かな土壌』。植物が酸素を生み、森林が水循環のバランスを整えるなど、生命の生存基盤は多くの生きものの営みによって支えられています。
果たして暮らしの基盤とは『食べ物』『木材』『医療品』『品種改良』『バイオミミクリー』。毎日の食卓を彩る野菜などの食料はもちろん、新聞や本などの紙製品や医療品など、生きものの遺伝的な情報、機能や形態も私たちの生活の中で利用されています。
そして豊かな文化の根源。『地域性豊かな文化』『自然と共生してきた知恵と伝統』。海に囲まれ、南北に長い国土と季節の変化に富む日本では、地域ごとに異なる自然と一体になって地域色豊かな伝統文化が生まれてきました。
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